華鳩×三次ワイナリー FUSION 2020 Thick | SAKE-JAPAN

広島県にある三次ワイナリーのTOMOE ブランドで、メルローを熟成させるために使用していた赤ワイン樽を、同じく広島県は銘酒「華鳩」を醸す榎酒造に送り、日本酒を入れ430日間熟成させました。

明るい黄金色をしています。
430日間樽で熟成させていただけあり、第一印象の香りは、甘く深いオークの香りが強いです。
その他、ハチミツやナッツ、カラメル、ワイン由来の酸味を感じます。

過度に味わいが濃く飲みづらくならないよう、樽から上げた後にもとの原酒をブレンドし、バランスを調整しています。
心地よい軽快な甘さの中に、様々な要素を感じる複雑味と、舌にからむようなまろやかな旨味、最後まで続くバニラを思わす樽香がリッチさを演出しています。

ステーキなどの肉料理もよいですが、ウイスキー感覚で、生牡蠣やクリームコロッケなどにも合わせてみたい逸品です。

——————————–
原料米:：こいおまち100%
精米歩合：58％
アルコール度数：15.5%
日本酒度：+1
酸度：1.5
アミノ酸度:：-
貯蔵樽:：赤ワイン樽（メルロー）
貯蔵期間：420 日間
貯蔵温度:：平均20℃
ボトリング本数：422 本
コンディション：火入れ
———————————-
2020年12月3日発売
榎酒造株式会社
広島県呉市音戸町南隠渡2-1-15
価格：2,100円(外税)