天明×フェルミエ FUSION 2021 Tender 2nd | SAKE-JAPAN

新潟県にあるフェルミエで、シャルドネを熟成させるために使用していた白ワイン樽を、福島県は銘酒「天明」を醸す曙酒造に送り、日本酒を入れ304日間熟成させました。

1年間マイナス2度の冷蔵庫で熟成させたお酒を、樽に移してから、さらに304日間もマイナス冷蔵庫で樽ごと熟成させたユニークな商品です。

梅、かりん、すもも、花の蜜のような、香りからして熟成により引き出された旨味、重厚感を感じます（マイナス冷蔵なのでヒネは感じません）。

逆に、ワイン香、樽香は控えめです。やわらかい口当たりに、ミドルにグッと旨味と酸味が広がり、ゆっくりと消えてゆく、起承転結のある味わいで、存在感を感じます。

その高級梅酒を彷彿させる味わいは、チーズを使った料理、ピザ、グラタン、チーズコロッケなど、新しい日本酒の食べ合わせを広げてくれる逸品です。

——————————–
原料米：雄町100%
精米歩合：89％
アルコール度数：15%
日本酒度：-1
酸度：1.7
アミノ酸度：1.9
貯蔵樽: 白ワイン樽（シャルドネ）
貯蔵期間：304 日間
貯蔵温度：-2℃
ボトリング本数：301 本
コンディション：火入
———————————-
2021年6月10日発売
曙酒造株式会社
福島県河沼郡会津坂下町戌亥乙2
価格：2,310円(外税)